「単純に考える」
ことの効用は大きい。
・・・
「単純に考える」
というのは深く考えないという意味ではない。
むしろその正反対だ。
ものごとを考えに考え抜き、つきつめた結果到達した本質、
つまり
「要するにそれはなんなのか?」
という質問に対する答えは非常にシンプルなものになる。
端的に言ってしまえば
ものごとの本質を理解すれば、それは一言で、長くても三十秒で説明できるものである。
「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」より
「ものごとを三十秒で説明する」
などということは、私たち(特に技術者)は日常ほとんど意識していないですね。
一つ一つ確実に積み上げて「ものづくり」をするのが技術者の仕事なわけですから、
「単純化」
という発想が生まれにくいのでしょう。
しかしながら、
「結果から」「全体から」「単純に」
というフェルミ推定の思考法は、今後技術者も訓練するべきものと思いました。
なぜなら
結果から考えるとは、
ゴール(結果)を見据えて適時にリソースを配置・調整するプロジェクト管理の要諦であり
全体から考えるとは
どのビジネス・システムにも重要な全体最適指向につながり
そして
目的が実現されるなら
システムはシンプル(単純)である方が優れているからです。