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学習する組織

学習する組織

スタッフ∩∪です。暇さえあれば大きな書店に行って新書を買いあさるようにしています。特にお気に入りはやっぱり光文社新書。編集が上手なんでしょうね。

さて、「学習する組織 現場に変化のタネをまく」は、さらっと読めて様々な組織に問題について考察できる良い書籍だと思います。ただ、この薄さで幅広い範囲をカバーしていることもあって、「考察」以上のステップは、自分自身で掘り進めるしかありません。ただ、すべては「気付き」と「きっかけ」ですから、一度この本を手にとってみるのもいいかもしれません。

先日、前職でお世話になった上司と1年半ぶりに再会しました。彼はまさにこの本で言うところの「チェンジ・エージェント」に他ならない存在で、堂々とした態度で変化を生み出せていける人でした。私も非常に影響を受けた上司だったので、久しぶりの再会には話がはずみました。

後に、思ったのが組織を変化させることは、「知識」だけではできない、というのはあたりまえだとしても、それを成功させるために必要なものは「経験」でもない、最終的にはその変化の中心となる人間のヒューマニティーにかかっているということです。結局変化における「経験」というのは、そのヒューマニティーがある場面において何をしたかという結果にすぎず、変化を起こすために何をしたかよりは、その人が変化を起こせるヒューマニティーを持っているか、というところに行き着いてしまうわけです。

もちろん「経験」が人を成長させることは多分にあるでしょうし、知識もなく変化を起こせるとは思いませんが、何が言いたいのかというと、非常につまらない結論ですが、「組織に変化を起こす」能力も結局はセンス。したがってセンスのない人間は、足をひっぱったり、変化を嫌い既得権にしがみつくものを排除していくかたちで変化に貢献していくほうが良いのかと。チェンジエージェントはアウトソーシングできても、それができるのは組織の人間だけです。そういった棲み分けというのもだんだん見えてきました。

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