スタッフ∩∪です。
第一の感想としては、「かゆいところに手がとどく本」だと思いました。仕事柄、これまで何冊もの個人情報保護関係の書籍を読んできましたが、どれもお手軽ではあるがイマイチかゆいところに手が届いていないようなものが多かったと思います。
また、イマイチな本で他に目に付くものとしては、「高い位置からの警告」的な書籍。たしかに危機感を煽るためには、そのようなアプローチもありでしょうが、人間は強制されたことよりも、「自分で気付いたこと」を積極的にやっていくことを好むので、この全社的に取り組むべき個人情報保護法対策のアプローチとしては、説得性が弱いと感じます。一方で、この「社長!個人情報、その取り扱いはキケンです。」は書名こそ警告的ですが、内容は読者が読み進めるうちに「気付いていける」内容だったところが非常によかったと思います。作者の先生方が、読者のビジネスマンの立場まで降りてきた視点で執筆しているのだと思います。実践的な内容も多く、特に巻末の個人情報保護対策の書式集(プライバシーポリシー、個人情報保護規定など)も使えます。