スタッフ∩∪です。人間は、ひとつの価値観にしばられがちです。イノベーションのためには、様々な価値観を取り入れることが大切です。なぜなら所謂「正論」というのは、その場の「価値観」によって「正論」となっているだけであり、だからこそ「正論」だけでものごとを進めていこうとする風潮がまかりとっているのを見るにつけ、つねに「多様な価値観を理解するトレーニング」を継続して行っていく必要性を感じます。
したがって無宗教、ノンポリというのも悪くない、むしろそのトレーニングを意識的に行う上では、ニュートラルな位置でいろいろな価値観との絶対値を測りながら把握する上では役にたつと考えます。
この「英語を学べばバカになる グローバル思考という妄想」という本は、「多様な価値観を理解するトレーニング」という意味でも非常に役に立つ本です。挑発的なタイトル、そして当然内容も挑発的なものですが、蔓延してしまっている価値観に対抗するためには、ちょうどよいと思わせます。何より、自分もあたりまえだと思っていた価値観とのゆれ幅が大きいので、カタルシスさえ感じながら読めます。といってもこれはかなり自己を相対化した上での読み方であって、下手な読み方をすれば危険な書籍でもあると思います。
以下に要約と雑感を載せておきます。参考になれば幸いです。
経済的な見方をしてみると、一番問題なのは、資産のリスク分散(外貨など)は常識なのにもかかわらず、日本は国家として、外国語のリスク分散を怠っているということですね。
ひとつの価値観を蔓延させ、その価値観に基づく不安感を煽るという営業方法はセオリーであるが、それを前提としたビジネスモデルは非常に脆いと感じました。この例で言うとお茶の間向け英会話産業ですね。