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わが家には、6人の子どもがいます。 20世紀生まれの3人と、21世紀生まれの3人です。この下の3人。R介 (5歳)、S介(4歳)、K介(4歳)は、今まさに日本語という言語学 習の真っ最中です。 ホラー、SF好きな親父は、よく映画を見ます。映画が真実でないも のを、より真実であるかのように見せるツールであるなら、ホラー、 SF がその最たるものだと信じていて、21世紀生まれの3人は親父に つき合わされホラーを見せられています。 「バンパイア物」を見ている最中、目を半分覆いながら見ている息 子たちから質問です。「この妖怪なに?」 「ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪大戦争」などを見ている3介たちは、妖 怪は理解しています。 意地の悪い親父は、「これは、パパイア。バンパイアの進化系で、 バンパイアは、アンパイアからパパイアに進化するのだ。」と教え ます。「進化系」は「ポケモン」でお手の物、どんどん強くなるの が「進化」と理解しています。 ここで、親父と3介には「パパイア」という言葉が「共通理解」さ れたのです。その証拠に、3介たちが夜トイレに行くときに、「パ パイアが来るぞ!」と脅そうものなら、ビビリまくります。 突然ですが、ここで何を言おうとしているのかといいますと… ちょっと哲学的ですが、「共通理解(カントのいう共通了解)とは、 幻想である。」というお話をです。 「現象を記述する」は、その人の固有の現象(経験)を記述するこ とで、共通理解(万民の)を記述することにはならないことは3介 君たちの例でわかると思います。 であるなら「現象を記述する」ソフトウェアは存在しないのか? 考えてみましょう。実はありえます。親父と3介たちの間で成立し た共通理解がそれを証明しています。 「現象(経験)と言葉(コード)をつなぐ道筋が同じなら、たとえ それが間違った道筋でもその系で共通理解は成立する。」というこ とです。 「現象(経験)と言葉(コード)をつなぐ道筋」→手続きを明確に する。 …こんなことを考えるのは私だけでしょうか。 今日はこのへんで、失礼します。 (CTO)