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日経コンピュータ7月9日号の「“Excelレガシー”再生計画」という 特集記事に目が止まりました。 現場の非定型業務を支えてきたExcel の「業務システム」が、改 良を重ねてきたため、肥大化・老朽化している上に、開発を担当し た業務担当者が異動や退職でいなくなっていく。これは、情報シス テムの2007年問題と同一の構図である。」と警鐘を鳴らしています。 詳しくは同誌のWebサイトをご覧下さい。 “Excelレガシー”再生計画 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20070703/276513/?ST=office 読者10人と考えた「Excelレガシー」再生への道 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20070709/277020/?L=rss なぜ、この特集が目に止まったかと申しますと、昨年から今年にかけて、まさに「“Excelレガシー”からの脱出」に挑む企業の仕事に関わった(いる)からです。 ある会社は、担当者がExcelで行っていた見積‐受注‐発注‐請求‐ 支払にいたる一連の流れをシステム化したもので、「ミニ基幹シス テム」と呼べるものになりました。またある会社では、複数のサー バ(DB)から情報を取得し、一枚のシートに集約するという機能で すが、Excelのシート数(=アイテム数)が数万という比較的大規模 なものでした。 規模も目的も違いますが、両社のExcelレガシーの共通の課題をまと めますと、下記の5点あたりでしょうか。 ・原本の管理に気をつかう。 →どれが「最新」で「正」なのか判断に迷う場合がある。 ・Excelシートに記載されている表現や書式が担当者により異なる。 ・内容について担当者に確認しないとわからない場合も多い。 ・同じ情報を何度も転記しなければならない場合がある。 ・上記の理由でデータの信頼性を損なう。 システム化に際しては、業務分析→モデリング→設計というオーソ ドックスな手法でまとまりましたが、それでも苦労した点は、 「Excelシートにナレッジが埋め込まれている」場合がある点でした。 これに関しては、根気よく紐解いていくしかありません。曖昧混沌 としたものを体系化していくのはシステム屋の腕の見せ所ですが、 度重なるヒアリングに付き合っていただいた顧客の担当者の方にも 感謝です。 さて、皆様の現場ではExcelはどのように使われているでしょうか。 ちなみに弊社の場合、「業務システム」では以下の機能を提供して います。 ・出力帳票として(書式雛形をユーザが変更できる) ・入力補助ツールとして(大量のデータを編集し、一括でDBに登録する) 手軽で便利なツールとして、Excelもまだまだ使われていくことで しょうが、今回述べたような問題が顕著になってきたら、本腰を入 れてシステム化に取り組む必要があるかもしれません。。 (Macky)